2010年10月27日

幸せその1 「譲渡会ってどんなことしてるの?」

幸せその1「譲渡会ってどんなことしてるの?」

みなさん、今飼っているペット達とは、どんな出会いをしましたか?
飼い主さんの愛情に包まれ、家族の一員として生活しているペット達は、かけがえのない存在です。

これからペットを迎え入れようと考えるとき、もう一頭兄弟として迎え入れようとするとき、
「譲渡会での出会い」を、選択肢のひとつとして考えてみませんか?
保健所に送られたペットたちを保護し、新たな家族との出会いを提供する・・・
そんな犬や猫の譲渡会が全国各地で開催されています。

でも譲渡会ってどういう雰囲気なの・・・?
そんな疑問に応えるべく、実際にレポートしてきました!

「譲渡会」って・・・?

愛らしい犬や猫、お客さん、スタッフの方々で大賑わい

今回、おじゃまさせていただいたのは「新座犬猫里親会」。
当日はあいにくの雨模様でしたが、会場に着くと、
すでにたくさんの人で賑わっていました。
会場内にはワンコとニャンコがいっぱい!
いろんな事情でここに行き着いたなんて、想像できないくらい、愛らしいコたちばかりです。
来場者は犬も猫も自由に見ることができます。

会場には、保護されてシェルターで生活している動物たちの、
ほんの一部しか来ることが出来ません。
他のコたちは、会場内に貼られた写真や、
ネットなどに情報が載っているので、それを参考に。
事前に希望を出しておけば、
会場で「お見合い」することもできます。

愛らしい犬や猫、お客さん、スタッフの方々で大賑わい メイン画像

人に慣れているワンコは、撫でてあげることもできます。

愛らしい犬や猫、お客さん、スタッフの方々で大賑わい 左画像

お天気がよければ、この3倍くらいのお客さんが訪れるそうです!

愛らしい犬や猫、お客さん、スタッフの方々で大賑わい 中央画像

会場に来られないワンコは写真で紹介。日程が合えば、次の開催時に会うことも。

愛らしい犬や猫、お客さん、スタッフの方々で大賑わい 右画像

会場内ではフリーマーケットも開催。売上は保護された動物の医療費として寄付されます。

えっ?その日にペットを連れて帰ることはできないの?

この譲渡会を主催しているのは、新座犬猫里親会のみなさん。
NPO法人しっぽのなかまの関連団体として、毎月第2日曜日に譲渡会を開催しています。
http://niizasatooya.web.fc2.com/

代表の佐藤陽子さんは、16年ほど前から自主的に保護活動を開始。 様々な困難を乗り越え、現在は私財を投じて茨城県にシェルターを開設し、150匹ほど犬や猫を保護しています。 少しでも犬や猫の命を繋げたいと、可能な限り命を救う活動を行っています。

えっ?その日にペットを連れて帰ることはできなの? メイン画像

今日は一緒に帰れません!

この譲渡会では、その日にペットを連れて帰ることはできません。
どんなに気に入ったコがいても、まずはアンケートに応えて、ボランティアの方と面談をしなくてはいけません。
さらに本当にペットを家族の一員として迎えられるかどうか、家庭訪問も実施しています。
飼育への意識だけでなく、屋内で飼育できる等の環境面を含めた条件をみたしていない場合は、お断りすることもあるそうです。

スタッフの岩瀬さん 処分されてしまう数を数えたら、一匹でも多くのコを里親さんにお渡ししたい、とは思うんです。

犬や猫を飼うのに免許はいりません。だけど、生き物と一緒に暮らす、ということをしっかりと考えて、最大限にケアできる態勢を整えていないと、本当の飼い主にはなれないのだと思います。
ペットたちに悲しい思いをさせないためにも、会の方々の取り組みは必要なことだと感じました。

旅立つ最後の時も一緒に居てください。 「見るに耐えられない」「私が居ない所で逝かせてあげて」などと決して言わないでください。 あなたが側にいてくれるだけで、私は安らかに受け入れることができるのです。 忘れないで... 私があなたを愛していることを

ペディグリー アドプション えっ?その日にペットを連れて帰ることはできないの? 画像

保護された犬や猫を育ててくれている「預かりボランティア」の方々も譲渡会に参加。
ペットたちの普段のふるまいや性格なども、快く教えてくれます。

ここの卒業犬が、仲間やスタッフに会いに来ます。

会場には、この譲渡会から巣立っていった「卒業犬」たちも、新たな飼い主さんと一緒に遊びにきていました。
どのコも元気いっぱい、幸せいっぱい!

なかには、同じときに保護された兄弟犬が偶然の再会を果たすというハプニングも!
里親さんたちはこれが初対面ということで、新たな出会いと絆も生まれていました。

武蔵くん 「この会場のことを覚えてるみたいで、近くまでくると一目散に駆け寄っていきます(笑) みなさんに、いつも可愛がってもらっています」

「コイツを飼い始めた5年前は、かなりの問題児で・・・。でも、スタッフの方々が飼育の相談にも乗ってくれて本当に助かりました。 今は預かりボランティアとしても協力させてもらってます。」

予想以上の笑顔と出会いに溢れていました。

ボランティアの方々の尽力で、悲しい運命からなんとか生き延びてきた犬や猫たち。
でも、会場は動物を愛する雰囲気に包まれていて、予想以上の笑顔と出会いに溢れていました。

殺処分は、この国に生きるもの、そしてペットと暮らすのもにとって、
考えていかなくてはいけない大きな問題です。
でも、まずはその事実を知ること。それから、実際に行動を起こしていくことが大事。
自分が出来る範囲で、チャレンジを続けることが、ペットたちの幸せに繋がっていくのだと思います。

譲渡会で、新たな「家族」と出会い、幸せに暮らすことも、決して特別なことではないのです。

忠実ちゃん


ニックネーム アセラ事務局 at 15:18| 編集企画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする